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司法書士の方々
超難関である司法書士試験に合格した人も、この段階ではまだ「司法書士有資格者」であり、「司法書士です!」と名のることが出来ません。。

司法書士試験合格者は、新人研修会の受講、司法書士会連合会への登録、司法書士会入会などの手続きを終えて、晴れて「司法書士」となることが出来ます。

本記事では、試験合格後に行う手続きや、受講する研修の種類について解説したいと思います。

司法書士になるまでの流れ

まず最初に、司法書士になるまでの流れを大きく紹介しますと、

  1. 司法書士試験 合格発表
  2. 各種研修会 申し込み
  3. 各種研修会 受講
  4. 司法書士連合会、書士会に登録・入会

という流れになります。

試験合格発表前から、「2.各種研修会 申し込み」にあたる、新人研修の案内が始まります。各研修とも期限・定員が決まっているため、1年以内に司法書士として登録される方は早めに申し込みましょう。

主な研修会には、日本司法書士会連合会が主催する「中央新人研修」「ブロック新人研修」「特別研修」や、各司法書士会で行われる「配属研修」があります。

また、これとは別に「集合研修」を実施する司法書士会もありますので、所属予定の司法書士会に問い合わせるとよいでしょう。

各種研修会の日程/会場/費用について

①中央新人研修

今後1年以内に登録・入会を予定する資格者を対象に、司法書士として業務を行うために必要な法律家としての執務姿勢と実務能力を身につけることを目的として実施される研修会です。

■中央新人研修 前期日程
日程12月中旬~下旬(3日間)
会場東地区会場(つくば会場)・西地区会場(神戸会場)
定員各会場350名
■中央新人研修 後期日程
日程1月中旬~下旬(4日間)
会場全国8会場
費用受講料43,200円

②ブロック新人研修

北海道から九州まで、8ブロックで開催される、より実務的な新人研修です。
ブロックごとに日程が異なります。

■ブロック新人研修
日程12月上旬~1月下旬
会場全国8会場
定員会場ごとに異なります
費用受講料32,400円(別途資料代が必要な場合あり)

※会場ごとの日程・定員は、各ブロック会・司法書士会に要確認

③配属研修(司法書士会研修)

全国50の司法書士会で開催される研修です。

この研修では、実際にある司法書士事務所で実務を学ぶことができます。すぐに開業を考えている人にとっては現場を知る貴重な経験となりますので、ぜひ受講したいところです。

実施時期や研修内容は各司法書司会よって異なります。

■配属研修(司法書士会研修)
日程3月上旬(約1ヶ月)
会場各会が設定する司法書士事務所
費用無料

※会場ごとの日程・定員は、各ブロック会・司法書士会に要確認

④特別研修

司法書士が簡裁訴訟代理等関係業務を行うにあたって必要な能力を習得することを目的とする研修です。
「認定司法書士」認定考査試験を受験するには、必ず受講しなければなりません。

具体的には、基本講義やゼミナール(演習)のほか、裁判所の協力を得て実施される実務研修(法廷傍聴)、
受講者自身による模擬裁判、少人数で課題に取り組むグループ研修など、きめ細やかで実践的な内容となっています。

特別研修
日程1月~3月
会場各ブロック会が設定する会場
定員会場ごとに異なります
費用受講料145,000円

※会場ごとの日程・定員は、日司連研修総合ポータルサイトを要確認

司法書士連合会、書士会への登録・入会 手続き

司法書士法第8条の規定により、司法書士となる資格を持つ人が司法書士となる(名乗る)には、日本司法書士会連合会に備える司法書士名簿に登録を受けなければなりません。

手続きの流れとしては、登録しようとする事務所を管轄する司法書士会(事務所が横浜市なら、神奈川県司法書士会)を通して、日本司法書士会連合会に登録を行います。

まずは所属する司法書士会に登録・入会希望の連絡をして、登録に必要な書類を取り寄せるとよいでしょう。

登録にかかる主な費用
登録免許税30,000円
登録手数料25,000円
入会金35,000~50,000円
※地域の書士会によって異なる
会費(月)20,000円〜30,000円
※地域の書士会によって異なる

まとめ

司法書士試験の合格後、すぐに就職活動に入る人もいると思いますが、その場合は就職先の事務所と研修日程を摺り合わせておくこと忘れないようにしておく必要があります。

なぜなら、その年の新人研修を逃すと来年の研修まで待たなければなりませんから。。。

それと、研修期間中の宿泊費・食費は全て自負負担となります。司法書士試験に挑む人は、合格後の必要資金のこともしっかり頭に入れて準備しましょう。

研修に関する詳細情報は、下記サイトを参照するか各ブロック会に問い合わせてください。

■日本司法書士会連合会 研修総合ポータルサイト
https://www.kensyu.nisshiren.jp/Training/special/detail.jsp

■全国司法書士会 一覧
http://www.shiho-shoshi.or.jp/association/shiho_shoshi_list.php

■全国ブロック会 一覧
北海道ブロック会〒060-0042
札幌市中央区大通西13-4
TEL.011-281-3505
東北ブロック会〒980-0821
宮城県仙台市青葉区春日町8-1
TEL.022-263-6755
関東ブロック会〒160-0003
東京都新宿区本塩町9-3
TEL.03-3353-9195
中部ブロック会〒456-0018
愛知県名古屋市熱田区新尾頭1-12-3
TEL.052-683-6683
近畿ブロック会〒540-0019
大阪府大阪市中央区和泉町1-1-6
TEL.06-6941-1511
中国ブロック会〒730-0012
広島県広島市中区上八丁堀6-69
TEL.082-221-5345
四国ブロック会〒760-0022
香川県高松市西内町10-17
TEL.087-821-5701
九州ブロック会〒810-0073
福岡県福岡市中央区舞鶴3-7-13
TEL.092-714-3721

なお、本記事では「司法書士になるまで」を解説してますが、多くの方が「司法書士で独立」を目指しておられると思います。

本サイトの以下記事で独立開業に関する情報をまとめておりますので、ぜひ参考にしてください^^

司法書士として独立・開業を思い描く人は多いと思います。では、そのタイミングはいつがベストなのでしょう?司法書士は試験合格後の充実した研修会を受講することで、実務経験がなくても開業が可能です。また特別な設備も必要ないため、開業資金が少なく済むことも開業には有利です。したがって本人の情熱や意欲でいきなり開業と言うのも選択肢のひとつではありますが、まずは他の司法書士事務所へ就職し、そこで実務経験を積み上げながら独立のタイミングを見極めるというのが一般的なパターンです。ひとつの事務所に勤めたのち独立...

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